過去問演習を始める時期と進め方

令和のセオリー

結論は「志望校が決まった時点」

 弊塾は中学生が中心ですが、大学入試であれ資格試験であれ、もう今はこのタイミング一択でしょう。まずは志望校のレベルを把握し、問題傾向を把握し、自分と志望校の距離を体感し理解することが大事です。そこでは0点でもかまわないので、まずは志望を決意したタイミングで、解いてみてください。

あとは志望校に必要なものを逆算してとりかかる

 確率が大問で出る学校ならしっかり対策を立てて勉強のウエイトを増やさないといけないですし、確率なんか小問のうちの1つなのであれば当日数えてもいいので、ほぼノータッチでいい場合もあります。こういう計画を立て、日々の授業や演習で「あーこの問題は志望校に出そうだな」と考えながら取り組むことで、常に脳が動き、志望校に対する解像度も上がります。

そもそもこれ以外ない

 悪い点数が出たら嫌だから…と後回しにする人がいますが、後回しにすればするほど、挽回する期間は当然短くなります。なので、そう思うのであれば余計に早くからとりかかる方が良いです。ただ、本人がそういった気持ちになるのはわかります。やっぱり残り1年ある、くらいのタイミングでとりかかって、まだ時間的に余裕であっても「10点」なんて点数が出たらさすがに諦めたくなる気持ちはわかります。ただ、学校や塾の先生がそれにまどわされているのはおかしいと思います。過去問は「この時期にこれくらいの点数だからイケるよ!」というためのものではないので、過去問の点数で一喜一憂させるような指導はナンセンスだと思います(できていたときに褒めてあげるのは大切)。

過去問は新しい年度から?古い年度から?

結論「新しい年度」

 これも割と、先生によって論争があると思います。教科によっても少し変わってくると思います。ただ、基本的には新しい年度からでいいです。まず、古い年度から派の方は、実力をつけていって段々近年の傾向に近づいていき本番を迎える、というイメージなのでしょうが、そもそも最初にやらないといけないのは出題傾向や難易度の把握で、何年も前のやつからチンタラ始めても意味ないです。学校や資格によっては途中でガラッと変わるものもあるので、最初に直近の傾向を把握しましょう。

前年のものは出題されない

 生徒によっては(場合によっては先生によっても)最新年度の過去問をすごく大事にして、ここぞというところで使うことがありますが、直近の過去問なんてとっとと解きましょう。問題傾向や難易度を把握するのにはもってこいですが、直前までとっておいて大事に大事にやる意味はないです。

 そもそも、これも教科やその学校の傾向によりますが、前年のものが再度出題されることはほぼないわけです。実際、資格試験なんかではこれは当たり前に言われてますので「前日や当日は3~5年前の過去問を見ましょう(過去問で復習をする場合)」という指導をされることもあります。

 もちろんこれも教科や学校によります。数学なんかは出る単元自体は決まっている学校もありますし、国語なんかはそんなに傾向も違わない場合もあります。いずれにせよ、さっさと過去問を見て、傾向と対策を自分の頭で考え、学習に取り組みましょう。

過去問が足りないときは

 過去問は多ければ多いほどいいですが、よほどの有名校以外は数年分(下手すりゃ3年程度)しか手に入らないこともあるでしょう。そのときは、偏差値の近い学校ではなく、傾向の近い学校の問題を解きましょう。偏差値が近くても、問題傾向が違う場合もありますし、むしろ「難易度は低めだが問題傾向は近い」ところの方がプラスになることもあります。ただ、ある程度以上の学校は、出題意図をもって入試問題を作成していますので、どこの学校の問題からも学べることは多いので、よほど特殊な学校でなければ、偏差値が近い学校の問題をやるのも無駄にはなりません(余裕のないうちは効率はあまりよくないです)。

過去問演習テキストもマスト

 志望校によっては、その学校の対策用問題集が売っていると思います。全国的にも知名度がある私立や公立、またはその地域の私立の傾向に合った演習教材です。数学のしぼって言っても、特殊な入試形式…

・大阪のC問題

・京都の独自考査

・埼玉の学校選択

・東京の自校作成

 このあたりは特に、似た傾向の問題を集めてくれた参考書もあります。そういった教材を常にカバンに入れて、少しでも時間が出たら取り組みましょう。

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