定期テストのシステム
タイトルには「公立中学」と入れましたが、高校でも定期テストのスケジュールはどこもほぼ同じでしょう。テスト本番二週間前くらいに範囲が発表されて、公立なら二日間、私立なら科目が多いので四日間くらいにわけて実施、という流れかと思います。
高校入試で内申が必要な場合、ここの点数をいかにとれるかが重要になってきます。いわゆる主要五科目+副教科四科目ですね。英語・数学・国語・理科・社会+音楽・美術・保健体育・技術家庭。(ここも「高校入試で」と書きましたが、大学入試の場合はよほど推薦など狙わない限りそこまでここを気にする必要はないので、中学校に限定します)
本来、定期テストとは、そこまでの学習の復習を徹底的に行い、学生の学力アップや定着を目指すものです。ただ、現状、ここにいくつも問題点があり、学生がその定期テストにより、理想的な学力アップをはかれていないと感じることが多々ありますので、以下、あげていきます。教育課程や学校での指導の仕方など、そういったところまで話すとキリがなくなりますので、今回は定期テストの運用という点にしぼってお話をします。
教科間のレベル差
大きくわけて、理系科目と文系科目でははっきりとレベル差があると思います。例えば、中1の1学期に、数学は期末までで一次方程式までいきます。進みのいいところは比例・反比例まではいきます。理科も最初化学から入った場合(理科のカリキュラムについては別記事にするとして)いきなり密度・質量パーセント濃度・溶解度曲線がテスト範囲になります。それに対して、英語は三単現をやり、人称代名詞までいきますが、そんなに応用的なものを取り扱うには限度があります。また、国語については一度読んだ文章をもう一度出す、というテストが基本的にはずっと高3まで続きます。
これはなかなかよろしくないですよね。数学嫌いを加速させるとともに、英語と国語についても勘違いが生まれると思います。根拠なく自信を持てることは、学習において大事ですが、異常に数学を嫌って英国を舐めてしまうのではないか、と思います。このあたりの教科間のギャップを埋めていきたいですよね。科目の性質の差なので、打開策は難しいですけど、生徒側・保護者側・塾側がそこを認識することが大事だと思います。
先生同士の横の連携不足
一学年が何クラスもあると、複数の先生が一つの教科を担当することがあり、その先生間の連携がとれていないことも多々あって、ペースや教え方がバラバラなことがあります。同じ学校同じ学年同じ科目で先生ガチャが激しいのはかわいそうですよね。教え方、が一定というのは難しいですし、クラス数が多くなると、一人だけの先生に担当させるのも難しいとは思いますが、ペースや絶対外してはいけないところは、もう少し先生同士コンセンサスをとっていただけたらと思います。
テスト前日にテスト範囲を終える先生
これはね、もう社会問題にしたいくらいで、個人的にはこれが一番問題であると思います。テイクテストは、生徒がその範囲の勉強をしっかりし、自分の学力として定着させることであるというのは、既述のとおりです。そしてそのテストは二週間前に範囲が発表されてその二週間はしっかりここまで習ったことを勉強しましょう、という期間なわけです。勉強は、結果だっけじゃなくて、過程も大事なので。しっかり勉強・復習する訓練も中高でやしなう必要があります。それをですね、序盤はチンタラして、テスト範囲の発表の時点で全然単元が進んでないわけですよ。それをその後の二週間でなんとか「消化」して、一応終わったはいいものの、終わったのがテストの前日。こんなことは正直全国の中学校で日常茶飯事です。もはや、なんのためにやっているのかわからないですし、生徒は翻弄されるばかりですよね。もはや、こうなることは織り込み済みで、自習して先回りすることは必須なのかもしれないですね。

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