家庭教師はどれくらい利用されているのか。
事業所統計で把握しづらいため、教育調査では「利用率」で測られます。
ここでは、複数年の教育調査の数字を用いて、中学生の利用状況を整理します。
中学生の家庭教師利用率
教育調査では、中学生の家庭教師利用率は概ね3〜6% で推移しています。
この範囲は、現在と過去を含む利用割合で、年度差は大きくありません。
学年別の傾向
同じ調査群では、利用率は 学年が上がるにつれて増える 傾向があります。
- 中1:3%前後
- 中2:4〜5%
- 中3:5〜6%
受験期に向けて利用が増える層がある一方、分母全体は1割を下回ります。
他の外部学習サービスとの比較
同一調査では、学習手段別の利用順位が確認できます。
中学生の**主要利用手段(順位)**は概ね以下の構成です:
1位:学習塾(約45〜55%)
2位:通信教育(約15〜25%)
3位:家庭教師(約3〜6%)
外部指導は 塾が中心、家庭教師は補助的 という構造が定着しています。
家庭教師利用と支出規模の関係
文部科学省「子供の学習費調査」では、学校外教育費は子供の成長に伴い増加します。
- 小学生:年間約10万円
- 中学生:年間約15〜20万円
- 高校生:年間約20万円台
この中には塾・教材・講座・検定費が含まれ、家庭教師の比重は小さい層に位置づけられます。
オンライン家庭教師の普及との関係
学校外教育サービス全体では、オンライン学習の利用割合が増えています。
- オンライン学習の経験:4〜6割
- 学校の ICT 活用経験:多数派
ただしこれは「オンライン教材全般」であり、家庭教師の利用率とは別集計です。
利用層の位置づけ
中学生において家庭教師利用は 主要選択肢ではなく、特定層向け です。
利用率は 3〜6% に留まり、学年差はあっても、外部教育市場では少数派の層に該当します。
出典URL一覧(恒久)
- ベネッセ教育総合研究所
学校外教育活動に関する調査
https://berd.benesse.jp - 文部科学省
子供の学習費調査
https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa04/

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