日本の中学生は1年間に何時間「学校外の教育」に触れているのか|公的データで整理

中学生の学習というと「学校の授業」がまず思い浮かびますが、
実際にはそれ以外の時間――
塾、家庭学習、通信教育、学習アプリ、学習系動画など――
**いわゆる「学校外の教育」**に多くの時間が使われています。

この記事では、
公的統計を用いて
中学生が 1年間にどれくらいの時間、学校外の教育に触れているのか
時間ベースで整理します。

使うデータと前提

本記事で用いるのは、以下の公的データです。

▶ 主な出典

この調査は、
国民の1日の生活時間を
「行動の種類」ごとに集計したものです。

中学生の「学校外学習時間(1日あたり)」

社会生活基本調査では、
「学習・研究」に関する行動のうち、
学校の授業以外の学習時間が把握できます。

▶ 中学生の学校外学習時間(1日平均)

  • 約60〜90分/日

  • 自宅学習
  • 通信教育
  • 学習アプリ・教材
    などを含む平均値です。

1年間に換算すると何時間か

次に、
この「1日あたり」の学習時間を
年間時間に換算します。

▶ 年間の学校外学習時間(概算)

  • 60分 × 365日 ≒ 約365時間/年
  • 90分 × 365日 ≒ 約550時間/年

つまり、

中学生は1年間に
およそ350〜550時間、
学校外の教育に触れている

という計算になります。

この時間は「授業時間」と比べるとどうか

参考として、
学校での授業時間を見てみます。

▶ 中学校の年間授業時数(目安)

  • 1,000〜1,100時間/年

(文部科学省 学習指導要領ベース)

▶ 比較すると

  • 学校の授業:約1,000時間
  • 学校外の教育:約350〜550時間

つまり、

学校外の教育は、
学校授業時間の約3〜5割に相当

します。

「学校外の教育」は無視できない時間規模

ここまでを整理すると、

  • 学校の外での学習は
    「補助的」な存在ではなく
  • 年間数百時間という、独立した時間帯

であることが分かります。

これは

  • 成績
  • 評価
  • 進路

の話以前に、
単純な時間配分の問題です。

まとめ

  • 中学生の学校外学習時間は
    1日あたり約60〜90分
  • 年間では
    約350〜550時間
  • これは
    学校授業時間の 約3〜5割 に相当
  • 「学校外の教育」は
    時間量として見ても、決して小さくない

感覚ではなく、
時間という数字で見ると、
中学生の学習構造ははっきりします。

【出典URL一覧】

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